ISBN:4062122243 単行本 齋藤 孝 講談社 2004/01/24 ¥1,365

「志ある気楽なヤツ」になるべし、と、37の具体的な方法が書かれた一冊。

第1章:エネルギーを生む方法 (自分に気合を入れないとね)
第2章:脳みそを鍛える力 (思考力の訓練というか、思考回路の癖)
第3章:リーダーシップ強化論 (人を動かせることはリーダーでなくても重要な能力)
第4章:コミュニケーション術 (すべての基本)
第5章:モチベーションを高める方法 (進んでいく力を持ち続ける)

※カッコ内は「私は耕解釈して読んだ」ってことです。

とっても普通のことがシンプルな言葉で書いてあるので、腐ったり諦めたりする前に、たとえば新人のうちに読んだりしたほうがすんなり沁みるのかもしれないなどと思いつつ。

個人的に気になったというか、改めてそーだよなーと思ったのは
・とりあえず量をこなす(その上で段取りと優先順位を付けることが重要)
・会議は目的をもって臨み、必ず結論を出す(忘れがち。最近目的のない会議多すぎ)
・マネージメントってのは私みたいな仕事をすると言うのとは全く別の能力が求められるということ。でも、その能力を身に付けると言うことは別に実際にマネジメントする立場にいなくても有用だと言うこと。
要は会社と言う組織の中で仕事をする限り、人を説得するだとか動かすというのはゼッタイに必要なことであり、たとえばそれをマネジメント経由でやってもらおうとかする場合でも、マネジメント感覚があるかないかでは大きく差が出るということ。
・同じく会社と言う組織の中で仕事をする限り「暗黙知」というものがあるわけで、だからこそコミュニケーション能力が必要だし、その「文脈」を理解する能力(もちろん仕組みも)も不可欠。
・仕事上の失敗は人生の失敗でもまして人格の否定でもないわけで、仕事はゲーム感覚で楽しんだモノ勝ち!

本屋でたくさん平積みされているのですが、立ち読みで十分かもしれない・・・

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