すっかりごぶさた

2004年6月2日
やはりというか、他にもお試しにBlogいっぱい開設しまくってたら、ここはすっかりおろそかになりました・・・

近況。
・学生時代の友達がまた一人結婚しました。
・別れに向かってカウントダウンはじまりましたが、まだあがくつもりです。
・1年ぶりに早慶戦行きました。満塁ホームランも出て若き血を歌いまくる。気分壮快。
・親友が妊娠6ヶ月に入り、お腹が随分大きくなってきました。生命の神秘〜!!
・もうひとりの親友が留学に向け奨学金の申請を完了。英語のところでちょっとだけお手伝いできたので、なんかとってもうれしい。結果が出るまでどきどき。

とりあえず、そんなところで。
IT PRO:参入相次ぐblog,ソーシャル・ネットワーキング
http://itpro.nikkeibp.co.jp/free/ITPro/OPINION/20040512/144045/
開始1カ月間で1万人以上の会員を集めたグリーを運営する田中良和氏は,SNSのビジネスの可能性について「SNS単体ですぐもうかるわけではない」と否定的。ただ,「インターネット・メディアは匿名性ゆえに信頼性を失った面がある。逆にSNSは友人同士が参加し,個人が特定できる『信頼性』に基づいたネットワーク。グリーがいわゆる“コミュニティのOS”となり,売買,イベント開催など様々なアプリケーションを実現できる」と語る。

顔が見えているようで実はその顔が信用できるものではない。しかも、今までのインターネットではその顔が信用できるかどうかと言う判断も個々人がしなければならないということがあった。
とは言うものの今までのインターネットにはこれだけの短期間にユーザーを増やし、とにもかくにも使いようによっては便利なツールとして定着してきた。
次のステップとしては、信頼性ごと提供する、とか、自らの判断や手間でネットを利用していた部分までを含めてサービスとして提供する、というようなところに、インターネットは行くのだと思う。
しかも、ユーザーはインターネットのスピードに随分慣れてしまった。ID/パスワードでの認証や個人情報の登録は意外とめんどくさくてユーザーは一度囲い込まれたら使いつづけるし、信頼性の判断が個人に任されているので「多くのユーザーが使っている」という分かりやすい判断基準に頼る。
いかに早い段階で多くのユーザーを獲得し、獲得したユーザーに対して追加のサービスを提供していくことにより、その追加の部分で収益を上げていくかということの重要性がより増しているようにも感じる。
blog,SNSいずれも,「ビジネス・モデルが出来上がってからサービス参入しては遅い」と考える企業が多い。それまでに良質なユーザーをどれだけ囲い込めるかが勝負と見る。このため,参入が相次ぐ状況だ。

スピード感をもって適切なタイミングで市場に参入していくためには、市場やユーザーだけを見ているのではなく、技術を見ていないとダメ。MOTとか流行るのも、やっぱ何と言っても技術がないと実現できないし、技術こそビジネスのシードだよね!みたいなところがあるのだろう。
IT media Mobile:“人力”検索サービス、携帯電話にも
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/0405/12/news051.html
デパートの開店時間やお勧めランチまで、「あらゆる質問に答える」と銘打つ携帯電話サービスが英国で開始された。Web検索と人力の調査で、利用者に正しい答えを提供する。(ロイター)

コンシェルジュ、ってことですね。
AQAがGoogleやYahoo!などのインターネット検索エンジンと大きく違うのは、顧客がテキストメッセージで短い質問をして、一連のWebリンクではなく簡潔な回答を受け取るという点だ。

つまりユーザーは表示されるURLをいちいちチェックしては答えに近いページを探し出し、自分でその情報の鮮度や確度を判断するという「2度の検索」の手間から解放されるということ。

人力検索と言うと日本では「はてな」が思い浮かぶが、「はてな」がボランティアユーザーが回答をしているのに対して「AQA」は30名程度の調査担当者を抱えている。質問に答えているわけではないが、ナビゲーションしていると言う点で「AllAbout」にも近いものがあるかもしれない。「はてな」と「AllAbout」の中間ってとこでしょうか。PC向けであれば「GoogleAnswers」なんかも注目されています。

いわゆる「コンシェルジュ」サービスをインターネットで提供しようと言うコンセプトは今までにもあったものだが、きめ細やかなレコメンデーションを行おうとすると、システムの工夫だけでは限界がある。
であればいっそ「人力で」というのは一件アナログへの逆行のようにも感じられるが、逆にそれこそがインターネットによって個人がエンパワーされるということになるのではないでしょうか。

Google Answers(http://answers.google.com/answers/
はてな(http://www.hatena.ne.jp/
All About Japan(http://allabout.co.jp/

※なんか、ここ4年くらい(!)ここらヘンの動向を全然見てなかったらすっかり取り残されている上に情報源をどこに求めて良いかすら分かってない・・・
誰も読んでいない事を祈りますっ

SMILEコーヒー

2004年5月13日 趣味
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=71134
あの大物ロックグループが”顔缶”に!
ポッカコーポレーション
『L’Arc〜en〜Ciel(ラルク アン シエル)』
オリジナルデザイン缶を限定受注生産

こんなところでプレスリリースされてたのね。

blog

2004年5月13日 インターネット
そんなに色々試してるわけじゃなくて、試している4種類くらいだってろくに更新してませんが、DiaryNote意外と使いやすくてびっくり。

単純に、やっぱアフィリエイト機能はMUSTかと。

タイトル部分にカテゴリも表示されると使いやすくなるのかなぁ。
トラックバックは準備中だそうですが、他のblogへのトラックバック。DiaryNote内ではトラックバックできない??

他のBlogに比べてDiaryNoteは、そもそもが日記サイトとしてスタートしているだけに個人的日記色が強めなのかな?
記事を投稿するには機能的に物足りないところもあるし、第一自分が記事投稿するって言うことに慣れてないので、文章が支離滅裂です。
でも記事の形で書くって言うのは、ロジカルにモノゴトを整理して人にも伝えられるコトバにする訓練になりますね〜(当たり前だけど)。

だれか、Blog比較のレポートとかしてるページを知ってたら教えてください。
RBB Today「2004年05月号:オンラインで人と人がつながるということ」
http://www.rbbtoday.com/column/mizushima2/20040510/

「結局はオフライン」「結局はアナログ」
でもだからこそ「個人同士のコミュニケーション」ひいては「コミュニケーションを行う個人」をエンパワーするツールとしてインターネットが再び存在感を増すのではないでしょうか?
GREE(http://www.gree.jp)とか、どんどん機能追加されて発展してますが、それも結局は「オフライン」で「アナログ」な「個人同士のコミュニケーション」を手助けするためだったりするのかな、と。
blogもしかり。

blog、SNSの次に来るのは何なのか大注目ですね。
やっぱりコミュニケーション系なのだろうか。
久々のDiaryNoteってことで、機能確認や使い勝手のテストも兼ねて楽天製品のReview。

このライトは組み立て式でちょっとちゃっちく(組み立てたパーツが取れやすかったりする)、コードが半端な長さなのでぶら下げるには工夫が必要だけど、そのぽわ〜んとした黄色い明かりは癒し効果大。
組み立て式だからこその安さも魅力。

これを販売してるangersさんは、楽天インテリア部門TOPだけあってセンスの良い品揃えしてます。ページも見やすいし、一つ一つの商品も丁寧に説明されていて安心感がある。ネットショップでいかにページデザインセンスが必要かよく分かります。UI的に懲りすぎていなくてシンプルなことも(これに関しては楽天が優れているのかもしれないけれど)とっても重要。
関係ないけど、このSHOPのメルマガは「くすっ」と笑えて好きです。

オトナ語の謎。

2004年5月13日 読書
ISBN:4902516004 単行本(ソフトカバー) 糸井 重里 東京糸井重里事務所 2003/12/25 ¥1,365

この本の何が面白いかと言うと、その成り立ちが一番面白い。
もちろん、「ほぼ日刊イトイ新聞」で連載(というか投稿?)されていた内容自体も抱腹絶倒だが、この本はまずその「ネットから出てきた」ということに加え、一般の書籍の流通ルートには乗らずにネット販売から徐々に取り扱い店舗を増やしていったと言うことが最大の特徴だと思う。

インターネットサイトで、コンテンツ収入や広告収入といった一般的な手段以外に収入の手段を確保し成功すると言うのは簡単ではない。が、そこを成功させているのは、やっぱり糸井さんのセンスなのだろうか。

本自体は脱力系で面白いのだけれど、他にちゃんと内容についてコメントしてる人がいるのでそっちを参考にしてみてください。私は、なんか編集されすぎていて後半ちょっと飽きちゃった。
ISBN:4062122243 単行本 齋藤 孝 講談社 2004/01/24 ¥1,365

「志ある気楽なヤツ」になるべし、と、37の具体的な方法が書かれた一冊。

第1章:エネルギーを生む方法 (自分に気合を入れないとね)
第2章:脳みそを鍛える力 (思考力の訓練というか、思考回路の癖)
第3章:リーダーシップ強化論 (人を動かせることはリーダーでなくても重要な能力)
第4章:コミュニケーション術 (すべての基本)
第5章:モチベーションを高める方法 (進んでいく力を持ち続ける)

※カッコ内は「私は耕解釈して読んだ」ってことです。

とっても普通のことがシンプルな言葉で書いてあるので、腐ったり諦めたりする前に、たとえば新人のうちに読んだりしたほうがすんなり沁みるのかもしれないなどと思いつつ。

個人的に気になったというか、改めてそーだよなーと思ったのは
・とりあえず量をこなす(その上で段取りと優先順位を付けることが重要)
・会議は目的をもって臨み、必ず結論を出す(忘れがち。最近目的のない会議多すぎ)
・マネージメントってのは私みたいな仕事をすると言うのとは全く別の能力が求められるということ。でも、その能力を身に付けると言うことは別に実際にマネジメントする立場にいなくても有用だと言うこと。
要は会社と言う組織の中で仕事をする限り、人を説得するだとか動かすというのはゼッタイに必要なことであり、たとえばそれをマネジメント経由でやってもらおうとかする場合でも、マネジメント感覚があるかないかでは大きく差が出るということ。
・同じく会社と言う組織の中で仕事をする限り「暗黙知」というものがあるわけで、だからこそコミュニケーション能力が必要だし、その「文脈」を理解する能力(もちろん仕組みも)も不可欠。
・仕事上の失敗は人生の失敗でもまして人格の否定でもないわけで、仕事はゲーム感覚で楽しんだモノ勝ち!

本屋でたくさん平積みされているのですが、立ち読みで十分かもしれない・・・
ISBN:4106100525 新書 石澤 靖治 新潮社 2004/01 ¥714

イラク戦争なんかで非常にメディアの持つ力と、バイアスのかからない情報を手に入れることの難しさ、バイアスのかかった情報が溢れる中で客観的な事実を求める難しさを感じる今日この頃。

日本は世界のメディアでどう報じられているのか。メディアを通じて世界の人々が接する日本とはどのような姿なのかを、現地のスペシャリスト(だと思う)人たちが解説した本。

具体的にはイギリス、フランス、ドイツ、アメリカ、アラブ世界、中国、韓国におけるメディアの日本報道が紹介されている。
当たり前だが、各国メディアが報じる日本と、われわれが普段日本に住んでいて接している日常はイコールではない。
特に歴史認識におけるずれはどの国においても大きいように感じる。

私が特に興味を持って読んだのは中国と韓国。
歴史認識の違いから摩擦を繰り返している印象があるし、これらの国で「こう報道された」と日本メディアが報じる内容にも大きく違和感を覚えるのがこの二つの国だからだ。
完全な戦後世代で、親の世代でも戦争経験がないのが私の世代。
となると、日本国内でもさまざまな言論があり揺れている戦争の歴史観なるものを、私はどう持っていいのかすら分からないのが現実だ。
ところが中国や韓国ではしばしば過去の戦争が引き合いに出されて反日感情を煽るような報道がされる。

別にそのこと自体が悪い(決して良いとは思わないが)と批判したいわけではない。
情報にバイアスがかかることは、情報の発信者が人間である限り仕方のないことだ。
であればこそ、日本と言う国をどのように見てほしいのかを自分たちできちんと把握した上で、情報発信の仕方を工夫し、間違った報道がされているのであれば訂正していく努力を重ねなくてはならない。

不況を言い訳にして、いつまでも内向きになっている場合ではない。今こそもう一度、日本が世界でどういうポジションに置かれているのかを確認する必要がある。自分が思うほどには、他人は自分のことを思ってはいない。それが世の常である。さりとて自らへの過小評価も道を誤らせる。大事なのは「世界という鏡」に映った自らの等身大の姿を知ることだ。すべてはそこから始まる(p.9)


「日本」を「自分」に、「世界」を「社会」あるいは「世間」「会社」と言う風に置き換えても通じる一文だ。
欧米式個人主義にそのまま倣うことが、日本人になじむとも良いとも思えない。日本には日本で培われてきた長い歴史と伝統があり、島国で育まれた国民性もある。
私たちは日本という国がどうあるべきか、国際社会の中でその再定義や再確認が必要な時期を迎えているのかもしれない。

==========
本当は、メディアの報道を鵜呑みにする危険性を再確認しておきたいな、と思って、友人のBlogで進められていた
●情報操作のトリック―その歴史と方法 (川上和久)
●メディア・コントロール―正義なき民主主義と国際社会 (Noam Chomsky)
あたりを読もうかと思ったのに脱線して読んでしまった。
小学校・中学校時代にアメリカで過ごて、日本と言う国を外から見るという貴重な経験をしたのがもう15年ほど前。
当時「日本にはサムライやニンジャがいるんだろう」とか「原爆を投下してアメリカは本当に良いことをした。あのおかげで日本の更なる暴走を防ぐことが出来た」とか、日本人からすればなんだそりゃと思うような言葉をたくさん身近な友人や先生から聞かされてショックを受けたが、今でも世界中で(大きなものから小さなものまで)無数の誤解や認識の違いがあるに違いない。
で、そんな誤解や認識の違いの一端を垣間見ることができた一冊でした。

とりあえず

2004年5月13日 日記
なにやらDiaryNoteが進化してBlogになってる・・・
そしてなぜだか拒否されていたメールアドレスで再登録ができちゃった。

ええっと、SMILE2日目でした。
はねとして日記を書くのが久しぶりすぎてリハビリが必要(笑)。

今日はここまで。



・・・と思ったのに、大きくはねモードを脱線していくつか書いちゃいました。
半分お仕事モード。
05月12日付 日経ITの報道「SCEと任天堂、携帯型ゲーム機を発表――年内に発売予定」へのコメント:

「ゲームボーイ」という携帯型ゲーム機の巨人に、SCEは再びコンソールゲーム機で仕掛けたような挑戦を仕掛けるわけです。が、それはさておき。

コンソールゲーム機ではすでにネット接続機能は当たり前になっているし、PCゲームの世界に至ってはMMOPRGのようなオンラインゲーム以外あるんだろうかというくらいネット接続は必須要素。
そしてついに携帯型ゲーム機もネット接続機能を備えるわけです。

まだ詳細仕様も発表になっていない(というか多分決まっていない)段階なので、PSPが具体的にどのようなネット接続手段をもっているのかも分かりませんが、とりあえずネットに繋がります。
ってことはオンラインゲームなのですが、PSPの場合はゲーム機としての機能のほかに、音楽や動画の再生機能を備えています。つまり、音楽や映画といったコンテンツをネットで購入して再生するといった楽しみ方ができる機器なわけです。

かたや、携帯電話にはじまり、音楽プレイヤーやTVや(ちょっと違うけど)湯沸しポットといった様々な機器がネット接続機能を搭載してきています。

インターネットの世界は、他の世界がそうであるように、数年のサイクルで、ある一定の流行というか法則の波を繰り返しています(と、私は感じています)。それはたとえば個人〜企業という波。個人をエンパワーするツール(メールや個人ホームページとかね)としてのインターネットが、企業にとっての収益源として脚光を浴び一気にネットバブルを向かえ、今再びblogやSNSの流行でインターネットはやっぱり個人をエンパワーするツールだと言う再認識がされているような気がします。
個人をエンパワーするツールとしてインターネットを見たときに、PCの前にかじりついていなくても良いというのはそれだけで大きな力となるわけで、言葉としては少し前から言われていた「ユビキタス・ネットワーク」が現実のものになってきているということでしょうか。

インターネットがPCの呪縛を解かれ、本当に生活の中に入り込んできたときに、一体どんなサービスが出てくるのでしょう?コンテンツの流通形態も変わるでしょうし、コンテンツ自体も今までとは違ったものが出てくるはず。
もうね、ゼッタイ、ここから数年ネットビジネスはまたすっごく面白くなります!ほんとだってば!

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